カリキュラム
オリジナルテキスト「経営学読本」を使用しながら、経営学、マーケティング、経営組織論、営業、交渉術、成功のためのビジネスルールなどについて学び習得します。
最新のニュースをケーススタディとして紹介、ディスカッションなどを通し、問題解決力、マーケティング思考を身につけていきます。
習得できる知識
組織内でレゾンデートル(自己存在理由・価値)を構築する
*成功のためのビジネス・ルー
ルを習得する
*ストレス・マネジメントを学
ぶ
*独立自尊の精神を養う
事業再生戦略を構築し
成長路線に戻す
*既存事業の問題点と機会を
再評価する
*グローバルな視点に立った
経営戦略を立てる
*経営者的視点に立って現状を
見直す
起業化に必要な戦略を
たてる
*市場成長領域を見いだす
*事業計画を作成する
*各種マーケティング計画を学
ぶ
経営学読本 ービジネス道・ビジネス帝王学を学ぶー
上巻
第一章−経営学について
第二章−国内市場諸事情
第三章−経営管理論
第四章−経営組織論
第五章−情報収集
第六章−マーケティング論
中巻
第七章−マーケティング戦略
第八章−ブランドマーケティング
第九章−マーケティング管理
第十章−製品戦略
第十一章−価格戦略
第十二章-流通戦略
第十三章−プロモーション戦略
第十四章−販売員戦略
第十五章−接客のマーケティング
下巻
第十六章−法的順守事項
第十七章−営業管理
第十八章−交渉力
第十九章−サービス業のマーケティング
第二十章−プレステージ・マーケティング
第二十一章−コスメ・マーケティング
第二十二章−星野リゾートマーケティング
第二十三章−ケーススタディ
第二十四章−企業会計論
第二十五章−自分のマーケティング計画書
*コスメ・マーケティングは第八回目「各種マーケティングの実例研究 」で取り上げられている「プレステージ・マーケティング」を筆者の経験を活かし「コスメ・マーケティング」として要説します。
「ビジネス道・ビジネス帝王学」を学ぶ
「帝王学」は帝王になる者が、それにふさわしい素養や見識などを会得し、精神を向上し優れた人格を身に付ける学問と言われています。帝王学をビジネスに適用すれば「社長を頂点として人の上に立つ管理職に求められる修養」と置き換えられます。習得すべき学問は、経営管理論、マーケティング管理、経営組織論、企業会計論などが該当しますが、それだけでは十分ではありません。リーダーシップを備え部下から尊敬される人間性を備えていなければなりません。学問と人格の両面を備えて、初めて「尊敬される管理職」になることができます。
講演者の半世紀にわたるビジネス経験と蓄積した知識を通して、「ビジネス帝王学」を分かりやすく説明します。
ビジネス道とは (テキスト上巻 1章〜3章)
ゲームやスポーツには一定のルールがあります。サッカーを楽しむにはサッカーのルールが野球には野球のルールがあります。そのルールを知らなくしてスポーツに興じることは不可能です。同様にビジネスにもルールがあり、大成するためにはそのルールを学ぶ必要があります。そのルールが「ビジネス道」と呼ばれるものです。ルールを経営学的観点から学びます。
➢ 経営学の目的は
➢ マーケティングとは
➢ 切れるビジネスマンとは
➢ 環境の変化を先取りするには
➢ 現状を適切に把握するとは、など
ビジネス・リテラシーとは (テキスト上巻 4章〜6章)
リテラシーの元来の意味は読み書きできる能力ですが、それから転じて基本的な知識や能力のことを意味します。ビジネス・リテラシーというと、それはビジネスに成功するために精通する必要のある知識です。
起業時を考えてみましょう。起業後、経営をしてゆくには、起業家一人だけでも十分可能ですが、事業が大きくなるにつれて、同僚や部下が一人二人と増えてゆき新たな問題が生じてきます。それらの諸問題を解決しながら企業を成長させるには、経営管理論、経営組織論、人間関係論の知識が必要になります。他人と上手に掛かり合いながら経営目標を達成するために必要な知識を習得します。
➢ 企業をとりまく環境
➢ AIDMA理論
➢ ニーズとウオンツ
➢ 経営計画の作成
➢ 動機付けとは、など
マーケティング戦略とは (テキスト中巻 7章)
日本マーケティング協会によってマーケティングは次のように定義されています。「マーケティングとは企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合活動」。ここに定義されている業務を総合的に実践する人間は誰かといえば、それは社長であり習得しなければならない学問が、まさしく「マーケティング管理論」です。マーケティングが「ビジネス帝王学」と言われる所以がここにあります。企業のリーダーは問題を解決するために各種の戦略を熟知し実践してゆくことが義務づけられているといえるでしょう。
➢ 戦略と戦術の違いは
➢ 各種マーケティング戦略
プッシュ戦略とプル戦略、多角化戦略、市場細分化戦略、製品差別化戦略、ランチェスターの法則
レッド・ブルーオーシャン戦略、SPA戦略、トレードオフ戦略
➢ マイケル・ポーターの競争戦略論
ブランドマーケティングとは (テキスト中巻 8章)
人間は誰でも誕生すると命名という行事がありますが、同様に製品やサービスも開発され発売されるときには名前が付けられます。それがブランドです。ブランドが消費者の心に良い意味でイメージが蓄積されていくと、確実に製品価値が上がり製品の愛用者の輪が広がってゆきます。その為に企業は消費者に覚えやすい、分かりやすいブランドを創り出す活動をします。
市場には数え切れないほどのブランドが販売されています。現在ではブランド名がない製品は皆無と行っていいでしょう。しかし、マーケティングが登場する以前には農産物や海産物などにブランドがない製品が見られましたが、現在ではアキタコマチ、コシヒカリ、マグロならば大間マグロ、近大マグロなどほとんどの農産物、海産物にもブランドが付されて販売され、ブランドは製品差別化戦略の主要事項です。
➢ ブランドマーケティング
➢ プライベイトブランド
マーケティング管理とは (テキスト中巻 9章)
経営学の世界で最大の貢献者をあげよといわれれば、ジェローム・マッカーシー、ピーター・ドラッカー、そしてフィリップ・コトラーの3人が最初にあげられます。
マッカーシィはマーケティング戦略において、4つのP、製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)を戦略的に組み合わせることによって効果的なマーケティングが遂行できる「マーケティング・ミックス論」を提唱しました。
ピーター・ドラッカーは「経営学の父」と呼ばれ、多くの経営に関する著書を世に出しました。現在でも高い評価を得て「ドラッカーを学ぶ」セミナーなどが盛大に開催されています。日本ではドラッカーの組織管理論を小説にした『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』がベストセラーになり大変な人気を呼びました。
フィリップ・コトラーは、マーケティングの概念を容易に分かりやすく体系化し「近代マーケティングの父」と呼ばれています。マーケティング・ミックス論に対して、彼はセグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングを重要視するSTP理論を提唱し、ドラッカーと同様に多くの名言を残しています。
➢ 偉大な3人の功績を評価する
ジェローム・マッカーシィ
フィリップ・コトラー
ピーター・ドラッカー
➢ ジェローム・マッカーシィのマーケティング・ミックス論
マーケティング・ミックス論 (テキスト中巻10章~13章)
市場を把握し適切な経営活動をするには適切なマーケティング・ミックス論を展開する必要があります。事業当初、関係者に明確にしなければならないのが年度内に実践する経営目標や諸戦略です。それらを体系化したのが事業計画書でありマーケティング計画書と言われるものです。ビジネスを成功させるためには、事業計画書をもって具体的施策を関係者に理解させ徹底させることです。そして経営目標の達成に一致団結して邁進しなくてはなりません。
➢ マッカーシィの4P
製品戦略(Product Strategy)
価格戦略 (Price Strategy)
流通戦略 (Place Strategy)
プロモーション戦略 (Promotion Strategy)
これからの優先戦略
テキスト中巻14章~15章、下巻 16章〜18章
2008年のリーマンショックは日本経済にとって大きな打撃となりましたが、消費者心理の変化にも大きな影響を与えました。そのためにマーケティング手法も変化せざるをえなくなりました。成功するためのキーワードが「新しいこと、大きいこと」が評価された時代から「古きを大切に、私だけのもの」へと180度の方向転換をしました。
マーケティング・ミックス論の中では、特にプロモーション戦略に大きな変化が見られます。リーマンショック以前は、大量生産、大量流通に裏付けられたマスメディアが重要視されていましたが、ショック後はプロモーション戦略の要因のひとつであるVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の重要性が問われるようになりました。さらにVMDの構成要因である「販売員戦略」がビジネスにとって致命的な要因となりました。販売員管理をどのようにすればよいかを実例をあげながら要説します。
➢ 販売員戦略
➢ 接客のマーケティング
➢ 法的順守
➢ 営業管理
➢ 交渉力
各種マーケティングの実例研究 (テキスト下巻 19章〜25章)
「マーケティング管理論」は実生活にも役に立つ理論で「実学」とも呼ばれる代表的な学問です。マーケティング管理の対象となるのは消費財だけではなく、あらゆるビジネスにも適用できます。一通りマーケティングを習得した後、最終的に「私のマーケティング」を立案し実践することによって卒業となります。
➢ ドナルド・トランプ流交渉術
➢ サービス業のマーケティング
➢ プレステージ・マーケティング
➢ コスメ・マーケティング
➢ ケーススタディの発表方法
➢ 自分のマーケティング計画書