1525.組織化のために(3)

当時の社内の様子は、社員の意思統一はなく、各自が勝手な動きをしている状態で

まとまりがつきません。どうすればこの難局をクリアして翌年の業績を前年プラスに

できるか。どうすればチーム力を増して「災い転じて福となす」それができるにはど

うすればよいか、考えて、考えた末、全社員の再教育が必要だと判断しました。さも

なければこの難局を切り抜けることはできないと思い、まず起こしたアクションは「

事業部会議」を立ち上げることでした。社内のコミュニケーションを円滑にし、事業方

針を理解してもらうことでした。

奇妙なことに、それまではそれらしい会議はまったくありませんでした。事業部長を筆頭に部下が横並びになる「文鎮型」で、各部は相互に牽制・監視する組織になっていました。

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