1558. 手紙は砂の上に書いたもの、これを容認する体質があること

(1) 手紙は砂の上に書いたもの、これを容認する体質があること。
 
岩に刻んだ文章は半永久的に残りますが、砂に書けば波が押し寄せると一気に消えてしまいます。めまぐるしく変化する環境の中で、企業は変化に適応しつつ成長を維持しなくてはなりません。それ故、一度決めたことでも夕方に変えなくてはならない時もあります。つまり、朝令暮改もあり得るのです。金科玉条のように一度決まったことを後生大事に守っていく必要はなく、柔軟性が必要になります。以前、ある政党が選挙前の公約(マニフェスト)通りに実行していないと訴えていましたが、それは間違いで、マニフェストでも金科玉条ごとく守る必要はありません。変化に応じて変えても結構だが、その場合には変更する理由を述べなくてはならない。

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