1582.正規社員、契約社員、百貨店社員(4)

店別の混在状況は、大概に言うと全体の20%が百貨店社員だけ、30%が混在、そして残りの50%がブランド社員だけのカウンターです。給与待遇以外の面ですべて公平に処遇したことが、百貨店社員にとって高い動機づけとなり売上に貢献してくれました。「売上が上がることは全てよし」で、百貨店サイドもエスティローダーの管理手法に賛成してくれました。
 
化粧品の販売はお客様を喜ばせ幸せにする仕事です。相手を幸せにするためには、接客するビューティアドバイザーが幸せでなくてはなりません、不満だらけの社員がお客様を幸せにできるはずはありません。社員間に不平・不満が充満しているような会社は業績がよいはずがありません。社員が喜んで仕事をしているかどうかは、社員の挨拶に「笑顔」があるかどうかをみればわかります。良く耳にする話しですが、「我が社は社員が仕事を楽しみながらできる環境だ」と自慢する社長がいますが、真実との間に大きなズレがあるのが現実です。

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