109.マクドナルドの成功も業態発想でした

スターバックスは、今のところは成功の例ですが、成功して失敗した例が「マクドナルド」です。食肉の品質管理問題で事業が低迷しているマクドナルドだが、その低迷はいろいろな問題が絡み合って生じました。
マーケティング戦略の立場から原因を追究してみました。マクドナルドは誰よりも早く業種から業態発想をして成功したファーストフードのショップです。マクドナルドを業種発想すると「ハンバーガーを販売する店」となります。それを業態発想して「ファミリーが楽しめる場を提供する」としたことが成功の原因です。ターゲットはファミリー、短時間で調理、客を待たせない、すぐ食べられる、手軽な食事、手軽な値段が基本戦略でした。単なる、ハンバーガーを販売する店舗だったならば、今日のような世界企業にはなっていませんでした。事実、マクドナルドには子供が遊ぶ遊技や遊び場などが併設され、ショップデザインも赤を基調にした和やかな雰囲気をかもし出していました。地域密着型を大切にするために「地域の掲示板」などのコーナーも設けられていました。

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