129. マインドシェアの向上

ビジネスの目的は利益の最大化だがそのためにはマーケティングシェアを上げることが必然となります。マーケットシェアは一般的に売上高(金額)によって計算されるが、その他にも売上数量、店頭占拠スペースなど多種多様だが、その一つがマインドシェアです。このシェアは消費者が頭の中で考えている割合で、例えば、今日1日なにをしようかと考えていると想定してみましょう。食事・勉強・テレビ・電話買い物・読書など色々と浮かんでくるはずです。その中で今日はテレビを見ることを第一に考えていれば、テレビがマインドシェアNO.1ということになります。ボーイフレンドが5人いて、均等に5人のボーイフレンドが好きならば、一人当たりのマインドシェアは20%、ボーイフレンドが一人しかいなければ彼へのマインドシェア100%となります。

カウンター活動を例にとってみましょう。今日のプッシュ製品を何にしようかと考えて、在庫の適正化に取り組もうとすれば過剰在庫品へのマインドシェアが高くなります。これは意外に気がつかないことですが、マインドシェアの高い製品の売上が高くなることです。もちろん、お客様の指名があればそれを優先させなくてはなりませんが、マインドシェアの意識をもって計画的に接客活動をするのがプロのビューティアドバイザーです。

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