208.当事者意識物語、若者の投票率
令和、初の参議院選挙結果によると、18~19歳の若者の投票率が全国平均の48.80%に対して31.33%と極端に低かった。これについて、ある報道機関の説明によると「多くの高校や大学が試験期間だったことで、選挙前に主権者教育の機会を設けづらかったのではないか」「主権者教育だけでなく、若者が投票しやすいよう選挙制度も問い直すべき事態だ」と指摘していたが、果たしてそうだろうか、疑問に思わざるをえない。直近、日本国をとりまく政治的な問題が韓国、中国、ロシアとの間で頻繁に勃発しているが、果たして、若者達はこれらの事件を知っているのだろうか。テレビも見ない、ラジオも聞かない、新聞も読まない、話題にしない、スマホを見るが報道記事は見ない、なぜならば「関心がない」からだ。関心があるのはSNS、ゲームなど娯楽に関することばかり。これでは、当事者意識を持てといっても無理かもしれない。どうすれば無関心を関心に変えることができるのか、このほうが重要ではないだろうか。人生には3つの坂があると言われる。登り坂、下り坂、そして「まさか」。「まさか!!○○が起きるとは」自分の身に実際に降りかかってこないと関心が持てないかもしれない。若者に対して歴史、社会、政治などの授業を強化してゆかねばならないと思う。
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