218.動機・目的・目標
2008年、石川遼選手がプロゴルファー転向を宣言し、16歳3ヵ月24日の史上最年少のツアープロとなり、「ハニカミ王子」のニックネームでフィーバーしマスターズトーナメントに招待されたことを鮮明に記憶しています。プロになったのは、6歳の頃お父さんに連れられてゴルフ練習場に行ったのがきっかけだったそうで、はじめは、言われるままに父親のプレーを真似ていたそうです。しかし、たとえ動機が父親にあったとしても、やはり遼君はゴルフが大好きだったからにちがいありません。そうでなければ、厳しいスケジュールに耐えることはできないはずです。彼自身、世界一流のトッププレーヤーになることが目標だとも言っていました。自分が好きなことが仕事とは羨ましい限りです。多くの人は仕事が好きでないひとが多い世の中です。しかし、皆さんは化粧品が好きだからビューティアドバイザーになったはずです。この気持ちを忘れないで欲しいと思います。
遼君のインタビューを聞いていると、表面には出ないもうひとつの目的があったように思います。口に出して言ったのを聞いたことはありませんが、きっと「周りの人を喜ばせたい、感動をさしあげたい」そんな目的があったにちがいないと思います。最近は優勝からだいぶ遠のいていますが、一番悩んでいるのは遼君自身ではないでしょうか。遼君も初心を忘れずにこれからも精進してほしいと思います。
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