555.誰がテレビを殺すのか、フジテレビ初の赤字転落、週刊ダイヤモンド、2015.1114 (4)

テレビ業界の皆さんが「現在がよければすべてよし、自分のところは問題がない」と勝手に思い込んでいただけで、現実問題として受け取っていなかったことが大きな問題です。テレビ業界の津波を他人事としてとらえず、前兆に気づき事前に対策を講じることができるかどうか、それがトップマネジメントに問われています。「つなみ」となって襲ってきたときにあわてても仕方がありません、その時はすでに遅く「つなみ」には逆らえません。「つなみ」はマーケティング環境で言えば「統制不可能要因」のひとつで基本は逃げるしかありませんが、防波堤を高くする、避難所を設けるなどの施策を講じ「統制可能要因」に近づける努力が要求されています。

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