568.フジテレビに提言(9)
どうすればフジが再生できるか、それは人材育成プログラムを充実し、実際の職務に役に立つ「実学」の勉強を自発的にさせることです。社員に責任感を持たせるような組織化も必要で、日割りか時間帯かは別にして事業部制を導入し、利益管理をさせるような組織化も有効策の一つではないでしょうか。最後に少し暴言かもしれませんが、もし、全てのテレビ局が破産したらだれが困るかと考えたことがあるでしょうか。視聴者はインターネットなどの代替メディアがたくさんあるのでテレビが無くなっても困ることはありません。一番困るのは家電メーカーで、テレビやレコーダーの売上がゼロになり大変な騒ぎです。NHKは国民から受信料を強制的に徴収しているのでビジネスが安定していますが、民放はどうすればよいでしょうか。民放の業界団体である日本民間放送連盟は、放送倫理水準の向上ならびに業界共通問題の処理を目的に設立されていますが、体裁の良い仕事をするのではなく、どうすればNHKの受信料に匹敵する協賛金を家電メーカーから徴収できるかを考えたらどうでしょうか。考えて、考えて、考えて行動すれば道は開けるはずです。例えば、現在は廃止されている物品税的な徴集方法を復活させ、協賛金として民放業界に還元してもらうのはどうか。家電メーカーと民放テレビ局は呉越同舟の関係にあるはずです。
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