719.広告とパブリシティの違い(6)
ある日本企業が行ったPR説明会を紹介しますが、先ずは、世界のトヨタが2010年アメリカでブレーキ制御システムの不具合が見つかり、リコール問題が生じたケースです。アメリカの公聴会ならびに名古屋で開かれた説明会では豊田章男社長自ら檀上に立ち、トヨタの今後の方針を述べました。これら一連の対応を見ている限りでは、メディア対策はアメリカのPR会社が準備しているようで、説明会は成功したように思います。さすがのトヨタです。十分な準備がなされていたようでメディアの反応にも好感さが見られ、迅速で真摯な対応はトヨタの失墜した信用を回復し、逆に企業イメージを向上させたようでした。
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