816.固定客を対象にした販売促進企画 - PWPプロモーション(8)
本来の予算会議では日本から準備した予算案をベースに議論がなされ、日本国内の経済事情や競合事情などを考慮して翌年度の予算が決定します。その際、予算案の内容について国内のブランド担当者がプレゼンテーションをします。しかし、現状は少し異なる様子でした。例えば、準備した予算案として前年売上比+5%、利益+10%と提案すると、一応聞いてくれますが、最終的には「なぜ、売上前年比+10%にならないのか」と聞かれ、「+10%に挑戦できるから、貴方がここにいるのでしょう」などと言われると、反駁の仕様もありません。結局は本社が勝手に、あらかじめ用意したと思われる数字を受けざるをえません。つまり、予算は上意下達で与えられてしまいます。
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