987.行列は社会的証明(7)

(1) サクラ(おとり)作戦
 作為的に行列をつくり社会的証明効果を起こす方法を「サクラ(おとり)作戦」と呼びました。ウイッキベディアによると、「サクラ(おとり)」とは、江戸時代に芝居小屋で歌舞伎をタダ見させてもらうかわりに、芝居の見せ場で役者に掛声を掛けたりしてその場を盛り上げること。またはそれを行う者のことをサクラという。桜の花見はそもそもタダ見であること、そしてその場限りの盛り上がりを桜がパッと咲いてサッと散ることにかけたもので、これが明治時代に入ると、露天商や的屋などの売り子とつるんで客の中に入り込み、冷やかしたり、率先して商品を買ったり、わざと高値で買ったりするような仕込み客のことを隠語でサクラと呼ぶようになった」とありました。
 

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