1040 2. 基本と原則(16)
当事者である三菱自動車の社員の声は聞こえてきませんが、どんな気持ちで仕事をしていたのか、本当に悪いことだと知りながら平然と実行していたのだろうか、正そうとする努力をしていたのか、人間だれにも良心があるはずです。まともな人間ならば、良心がその人の行動を規制するはずなのだが、その制御機能(チェックシステム)が働かなくなってしまっていたのかもしれません。誰の指示だったのか、責任は誰にあるのか、なぜ上司を動かせなかったのか、なぜなのか。原因はまったく解明されずに、日産問題で臭いモノに蓋をしてしまうように思えてなりません。企業には社会責任があり、特に、今回の件に関してはアカウンタビリティ(説明責任)があるはずなのですがとてもやりきれない思いです。
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