1070.笑顔を忘れない(9)

「笑いのある所だけに幸せの神様が降りてきます」と述べましたが、相撲の世界では、神様が降りてくる場所は社会貢献や地元の人とのふれあいだ、と2016年5月「NHKサンデースポーツ」のデーモン閣下のインタビューで白鵬が述べていました。それを紹介しましょう。
司会者:ダメ押しについて色々いわれているが、
白鵬関:最後まで力を抜かない。抜くと負けるときがあるからだ。ダメ押しは今後はしないことを宣言する。しかし、横綱といっても勝たなければならない。プロスポーツだから結果が重要。いくら優しく良い横綱であっても勝っての横綱である。勝たなければ引退である。
デーモン閣下:稀勢の里が横綱になる可能性については。
白鵬関:強い人が大関で、その中で宿命のある人が横綱になれる。自分は238代目の大関で、69代目の横綱。つまり4人に一人が横綱になった。
デーモン閣下:稀勢の里が横綱になるために何が足りないのか。
白鵬関:日頃の考え方、相撲に対する姿勢が今一つではないか。稽古だけでなく、例えば、社会貢献や地元の方々とふれあい、その結果、心が広くなり応援がたくさん増え、そのような皆さんからパワーをいただき、はじめて相撲の神様が横綱として認めてくれる。

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