1102. ピーターの法則 (1)
組織に関して興味のある理論が「ピーターの法則」、1969年、南カリフォルニア大学教授の教育学者ローレンス・J・ピーターが提唱した社会学の法則で、組織の構成員である各人が自分の能力を伸ばす努力を怠っていると、その組織は破滅に向かってしまうという。言い換えると、人間は誰でも能力の限界まで出世すると、それまで有能な人間であっても途端に無能な管理職になってしまうというのだ。例えば、ある人間が課長から部長に昇進したのは課長時代に優秀だったからだが、部長になった途端ダメ部長になってしまう。
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