1311.挨拶の作法(4)

ある医者から聞いた話です。患者に「頑張ってください」などと安易に励ます言葉を言ってはいけないそうです。患者は本人自身で早く良くなるよう一生懸命努力して頑張ってきたはずで、それにも関らず良くならないから受診にきたわけで、今更「頑張って直しましょう」と言われても精神的に追いつめられるだけです。代わりに言って欲しい言葉は「ゆっくり治しましょうね」そんな言葉を聞けば患者は安心し、さらに「一緒に」という言葉を添えるとより安心します。この話しを聞いて、確かにその通りで言葉は使いようによって凶器にもなるし、励ましの言葉にもなります。細心の注意を払うよう心掛けすべきです。

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