1617.雨の日の来店お礼(1)

雨の日の来店お礼

モルガン・スタンレーのロバート・アラン・フェルドマンさんは対談のなかで日本の生産性が低い理由を「消費者余剰(Consumer surplus)」が高すぎるからだと言っていました。消費者余剰とは「買い手が払ってもいいと考える額から、実際に支払う額を差し引いた額のこと」で、例えば日本のスタバはサービス面ではアメリカよりも優れているにもかかわらず、コーヒの価格が安すぎるから生産性が低く評価されてしまう。例えば、300円の定価に対して日本では「こんな良いサービスを受けられるなら600円くらい払ってもいい」と思っているのに、実際には300円で済んでいるからだと。しかしながら、消費者余剰を初めて聞いたが、果たして競合環境を考えるとその考え方は正しいかどうかは疑問に感じます。

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