1642.事例 5:ラーメン屋

溜池の交差点にラーメン屋がありますが、昼食時に好物のラーメンを食べにいきました。そこのラーメン屋はカウンターだけですので、座ると隣にビジネスマンらしい先客が二人いました。そろそろ食事が終わりそうで、見ていると案の定、隣のビジネスマンが支払をするべく「チェックしてください」と女性のアルバイトらしき人に声をかけました。連れの人に昼食の接待をしていたようで、そのことは店の人も気づいていたはずです。その店員は「領収書ご利用ですか」と客に尋ねたのです。客は返事もせずに首を縦に振っただけでしたが、この光景が目に浮かぶでしょうか。店の人は客の立場に立って考え行動すれば、そんなことを客に尋ねずに、当然のごとくレシートと一緒に釣り銭をだせばいいものを、どうして客の気持ちを傷つけることを言うのでしょうか。まったく、これは「相手の立場に立った」応対ではありません。この客は2度とそのラーメン屋には来ないでしょう。ラーメン屋は一人のお客を失ったことになります。いや2人でしょうか。

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