1646.事例 9:客を公平に扱わない店

芸能人御用達の手土産に人気なお店があり、評判も良さそうだったので予約注文をしました。かなり時間がタイトだったので開店の時間より10分でもいいので早く店を開けてもらうことはできないか伺いましたが、残念ながら仕込みがあるので無理とのこと。それについては納得しましたが、電話応対が感じが悪かったので不安感が残りました。当日、一縷の望みで15分ほど早く着き店の前でオープンを待っていました。すると先客がいたようで中からたくさんの商品を購入し出てきた客がいました。店外で待っている私に目をとめるとわざわざ中に声をかけてくださいました。「外に人が待っているよ」。ところが中からはうんともすんともありません。初めての店なので勝手に入ることもできず外で開店を待っていました。ようやく開店の時間になったので、「おはようございます」と言ってドアを開けると、無愛想に一瞥。そしてすでにセットされていた予約品を渡されました。それならもっと早く外に出てきて声をかけるなりが出来たはずで、とてもがっかりしました。一見さんに見えたのか、または注文数量が少なかったので客としてみていなかったのかもしれません。店を出るときだけ「ありがとうございました!」と明るく言われたがかなり複雑な気持ちです。美味しいとは思いますが、二度と行くことはないでしょう、また食通のお友だちにもすすめることはないでしょう。

知人からの聞きました。数年前、家内と那須温泉のかなり高級旅館に宿泊したときのことです。最寄りのJRの駅から送迎車が迎えに来て、旅館に到着した時のことです。正面玄関で女将を始め従業員が迎えに立っているのですが、私の前のお客(常連客らしきご婦人)に対して、荷物を持ったり、愛想良く応対しているのに、私を始め他のお客には見向きもせず、不愉快な気分になりました。確かに、この旅館は設備、料理も良かったのですが、二度と伺う気分になれませんでした。第一印象が大事ですね。後がよくても、最初の不愉快さが後をひき、リピーターにはなれません。

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