1647.十七章 アラミス事業部の再生

エスティローダー事業部は順調でシェア1位にむかって前進していましたが、姉妹ブランドの男性化粧品「アラミス」は残念ながら日本市場からの撤退の有無が問われていました。そんな折、アラミス事業部長が辞職したのを見て、残念ながらいよいよ始るのかと見ていましたが、突然、社長に呼ばれアラミス事業部を兼務するよう指示されました。仕事は「これで良い」ということはありません。上からの指示に対しては「 YES or  NO 」の二社選択しかありません。もし、「NO」と答えるならば辞職しかありません。トップになればなるほど、プレッシャーは課せ続けられるものと理解していました。どうせ難題を受けたならば「災い転じて福となす」べきで、これがトップのトップである所以だと自負し、更なる自己成長の場を作ってくれたと前向きに受けとめました。

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