1649.再生プロジェクトのスタート(2)

外資は売上・利益の管理が厳しく個々の事業部に対しても厳しい独立採算を徹底しています。中・長期的なビジネス視点は日本だけで通用するマーケティング戦略で、外資は短期的な損益を最重要視します。
 
アラミスの事業部長になって、最初に手掛けたことは新たなマーケティングプランを作成することで、まずマーケティングミックスの5Pを項目別に現状分析してみました。幸いながらアラミスは高級ブランドとして知名率の高さは維持されていたので、不調の原因がわかればエスティローダーの経験を活かせると確信していました。しかし、現状分析に時間を取ることができません。たったの一年しか猶予期間はありません。ともかく再スタートすることで、歩きながら「現状分析」と「問題・機会の明確化」そして「解決策の提案」を考えようと思いました。

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