1697.病院のマネジメント

ある友人のKさんの話です。Kさんは先月深刻な病気で入院し外科手術が無事に終わり、しばらくの間リハビリの為に入院し車椅子の生活を余儀なくされていました。現在はリハビリも終わり自宅で継続していますが、先ごろお話しを聞く時間があり、こんな話をしました。ある日、2Fの病棟から1Fの院内ショップへ車椅子で買い物の為にエレベーターで待っていたところ、婦長らしい方が急にエレベーター前に来て、「このエレベーターを総回診のため使用するのでしばらくお待ちください」と言われたそうです。彼は怒り「ふざけるな、私は患者なんだよ」と言ったが院長を中心とする総回診グループは彼を無視してエレベーターを使用してしまったそうです。この話は聞いて、「やっぱり、病院マネジメントは超遅れている」と思いました。病院にとって本来の“お客様”は患者の皆さんであるべきです。当然、エレベーター使用は患者さんを優先すべきものだが、実際には院長優先している、これは本末転倒の話です。病院は患者の立場に立って考え、そして行動すべきで改善するにはまずは院長を啓蒙しなくてはならないでしょう。

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