188.競争状況を把握する

私たちは厳しい競争社会の中で仕事をしています。企業は生き残りを賭けてマーケティング活動をしていますが、その目的は競合相手からシェアを奪い取ることです。競争に負けた企業は倒産という試練が待っています。
シェア・ナンバーワンを目指し、競争に打ち勝つ努力が「マーケティング努力」です。

仕事にはいつも問題が付き物で、問題がない仕事はありえません。どうしたら問題を解決するか、それもできれば「災い転じて福となす」ことができればベストです。

まず現状分析を徹底的にします。この作業が全ての出発点で時間をできるだけ時間をかけて、しかしながら迅速に調査します。現状を分析、評価したら、次にすることはマーケティング戦略を立案し、そして実行することです。

市場での競争状況は、大雑把に独占状態、多占状態そして寡占状態の3つに分類されますが、寡占状態のなかに「ガリバー型寡占」があります。これはひとつの企業だけがとび抜けて大きく、残りを弱小企業が分け合っている状態を意味します。

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