220.二つの選択肢
新入社員の頃の思い出です。勤めたライオンは8時半に始まるので、当時、住んでいた渋
谷からは7時前に家を出なければなりません。そのためには6時には起床しなければならず
、毎朝、母親の力を借りないと起きれませんでした。なさけない話ですが社会人になるに
あたって、大層な動機とか、目的、目標などは全く持っていませんでした。単に、学生時
代の延長線上のままに社会人になりました。しかし、仕事を始めて決意したことがありま
した。仕事をすることは、当たり前のことですが、結構大変なことです。元来ならば、就
職に際して、仕事をするのか、またはしないかを明確に心のなかで決意すべきことだった
のです。これは絶対にすべきで先のばしはできません。もし、生活の充てが別にあれば、
仕事をしないことを選択することもできるでしょうが、そうでなければ仕事をする選択肢
しかありません。
仕事をすると決めたら、次にもうひとつ選択しなければならないことがあります。消極
的に仕事をするのか、または積極的にするかです。消極的に仕事をする道は「デモシカ先
生」ですが、その道は退屈でストレスの多い生き方です。どうせするならば「積極的に仕
事をする」ことを選ぶべきです。それには「動機、目的、目標」を明確に持つことだと思
います。そして仕事が好きになる努力をすべきで、好きになれば仕事が楽しくなるはずで
す。
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