280.青春とは、心の若さである
サミュエル・ウルマンはアメリカの実業家で詩人もありますが、「青春の詩(Youth)」の中で「加齢は人間を老化させるが、理想を失うときに初めて老いる」と詩っています。ビューティアドバイザーの皆さんも、強い意志、創造力、情熱、勇気、冒険心、理想、探究心、興味を忘れずにお客様が喜ばれる仕事をしてください。
青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う。
バラの面差(おもざし)、紅(くれない)の唇、しなやかな手足ではなく、たくましい意志、ゆたかな創造力、もえる情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新(せいしん)さをいう。
青春とは臆病(おくびょう)さを退ける勇気、安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけでは人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情は失えば心はしぼむ。
苦悩・恐怖・失望により気力は地に這(は)い清新は芥(あくた)にある。
60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、驚異に魅かれる心、おさな児のような未知への探究心、人生への興味の歓喜がある。
君にも吾にも見えざる駅逓(えきてい)が心にある。
人から神から美・希望・よろこび・勇気・力の霊感を受ける限り君は若い。
霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、悲歎の氷にとざされる時、20歳であろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、80歳であろうと人は青春にして已(や)む。
㊟ 面差:顔から受ける感じ。芥:ごみ。驚異:ひどく驚くべき異常なこと。
駅逓:郵便の称。悲歎:ショックを感じる大変な出来事。已む:すっかり終わる。
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