323.スタッフの窓口を一本化
カウンターを訪店してみると、ショーケースをテーブル替わりに事務作業をしているビューティアドバイザーがいました。「どうして見えるところで事務作業をしているのですか」と尋ねると「オフィスから資料作成の依頼が多いので、このようにお客様のいない時間に事務作業しています」と返ってきました。オフィスからカウンターに送付する資料がどれほどあるのか調査した結果、解ったことは、一つで済む資料が数か所から依頼があったり、電話一本ですむことが書面で請求されていたりしていました。それがわかったので、しばらくして新店がオープンした際に「どのセクションからどのような資料請求がだされているのか」を調べてみました。当初は一日10件ほどだったのが、日がたつにつれて徐々に増えて30件にもなりました。現場のビューティアドバイザーは売上に集中しなくてはなりません。事務作業に追われるようでは現場はうごけません。オフィススタッフから無理難題を押し付けられた時には、現場も明確に「NO」と言うことも必要ですが、なによりも依頼する窓口が一本化になっていないことが主原因でした。
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