347.新製品開発の準備期間
技術革新が進めば進むほど新製品開発のプロジェクトが多くなってきますが、安易な新製品開発には問題があることも忘れてはなりません。以前ならば、新製品開発の準備期間として平均3年かかりましたが、近年、競争が厳しくなり1年の準備期間で市場導入せざるを得なくなってきました。売上の為に新製品の果たす役割が期待されているからで、その為に品質保証に関して十分なチェックをせずに、途中で見切り発車することが多くなり消費者クレームや製品リコールが多く発生する原因になってきました。
新製品は期待を一身に集めた開発プロジェクトです。短期間で開発されたとしても、発売されたならば全社員協力して発売を成功させるべく最善の努力をする、その覚悟をして仕事をしなければなりません。単に、精神論だけでなく、新製品の開発背景、製品特長、お客様にとってのベネフィットなどを十分に理解しなければなりません。
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