353.新製品開発戦略 – ライン・エクステンション戦略

2番目のラインエクステンション戦略ですが、ライオン社には、「エチケットライオン」のシリーズとしてマウススプレーがラインの一つとして製品化されています。その様子を絵でかくと、まるで「エチケット」を傘にしライン製品がぶら下がっているように見えるので「アンブレラ戦略」とも呼びます。この戦略は「エチケット・ライオン」を宣伝すれば全ラインの宣伝になり、効率の高い広告効果が期待されますが、親亀ずっこけると子亀までずっこけるように、傘の役割をする主力製品が弱くなると全製品が影響を受け共倒れになるリスクがあります。この戦略の長所は広告コストが少なくて済むかわりに、危険が伴うことです。

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