381.「ホワイトニング」市場
国内化粧品メーカーは、当時、ホワイトニング化粧品を開発し新たな市場形成に邁進していました。現場のビューティアドバイザーからも多くの要望がありましたが、研究開発をになっているアメリカ本社のスタッフの協力を得ることができませんでした。それというのも「ホワイトニング(Whitening)」のコンセプトが理解する意思がなかったからです。当時のアメリカでは、ビーチで焼けたブロンズの肌が流行していたからで、ましてや肌を白くすることは脱色することで、「日本人はクレージィ、冗談ではない」とまったく聞く耳もたぬでした。
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