397.その他価格設定政策、均一価格政策 

ダイソーが市場に現れたときは、すべての価格が均一100円でしたが、この手法は元来、スーパーや百貨店などが催事として期間限定で実施していました。その手法を、ダイソーなどがプロパー化にさせました。現在では必ずしも全製品が100円ではないが、均一価格政策を維持する努力をしているようだ。今後の課題は、インフレの時代になったときも均一価格政策を継続できるかです。最近のランチの「ワンコイン」や、回転寿司もある種の均一価格政策といえるでしょう。販売価格(上代価格)は均一でしているが、各製品の粗利はそれぞれバラつきがあるので、賢い消費者ならば原価率が高い製品だけを購入すればよいのだが、それではダイソーが困ってしまうだろう。

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