610.クリエィティブ(10)

「クリニーク」の強烈なブランドパワーによって、ブランド・カラーのホワイト色がまるで意匠登録などで守られているかのように見られていました。当時、花王のソフィーナ―が苦戦を虐げられていたので、起死回生策としてカウンターをクリニークのホワイト色に近い色を前面に出してきました。すると、クリニークが花王を相手にクレームをつけ訴訟を辞さないと通達した結果、ソフィーナ―が引き下がり現在の薄グリーンの色に変更することになりました。それほど基調職の色はブランドイメージに関わることで他に対して譲歩することはありません。しかし訴訟したとき果たして花王は敗訴したかどうかは定かではありません。

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