700.カラーバーの設置(13)

年末のテニス番組で解説者の松岡修三が、誰でもプレー中に「ゾーン」状態になることがあり、ひとたび「ゾーン」状態に入ると、極限の集中力が極限の技術を呼び起こし通常では考えられない、神がかり的なパフォーマンスが得られることがあると言っていました。因みに私は「ゾーン」状態になるほど集中力がないのが残念ですが、松岡さんは、誰でも「ゾーン」状態になることができ、来るなとわかった時には、それをできるだけ長く保とうと努力し、また、相手が「ゾーン」状態とわかったら試合を中断させる工夫をするそうです。例えば、作為的にトイレタイムをとったり、ビデオによる判定要求しゲームを中断させたりします。ゲームは駆け引きだから常に自分がゾーン状態にするよう心掛けるそうです。また、プロ野球選手が絶好調の時には「ボールが止まって見える」と言いますが、これも「ゾーン」に入っている兆候なのでしょう。

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