1302.おしぼりサービス(5)

この病院の例ではないが、日本のサービス業は素晴らしく「お客様は神様」のような対応を受けることが多いが、過度のサービスは知らず知らずのうちに客の態度が横柄になるということだ。何事もバランスと調和が大切で、「様」呼びはすこし慇懃無礼(うわべは丁寧だが、実は尊大であること)だったのではないか。「さん」呼びで結構、言葉だけを最高級の呼び方にしても行動が伴わなければ「馬鹿にしているのか」と思われてしまう。同じことがいえるのは、高次元なサービスを提供しても、ビューティアドバイザーの言葉遣い、態度、表情などがそれにふさわしくなければ逆効果になってしまう。そのためには、ハードとソフトは一体でなければなりません。

0コメント

  • 1000 / 1000