1307.接客(5)

「おはようございます」は、朝夕に限らず出勤した時に使われる業界用語ですが、夕方、この言葉を聞くと違和感を覚えてなりません。この言葉の由来を調べてみると、このルーツは歌舞伎界にあることがわかりました。歌舞伎界ではトリを務める座長は夕方近くに楽屋入りします。その際、下役の者が「お早いおつきでございます」を省略して「お早うございます」と出迎えたのが始まりだと言われています。何事も聞き流さずに「何故?」と問題意識をもって調べると新しい発見があります。

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