185.競争に負けない

社会人となり、最初に自覚しなければならないことは、競争環境が学生時代よりも更に厳しくなることです。自由経済の下で、私たちは自由に好きなことができ、それは結構なことですが、自由を謳歌するには競争に負けてはなりません。私たちには2つの選択肢が与えられています。競争を無視するか、競争に負けない生き方をするかのどちらかです。どちらを取るかは個人の自由ですが、競争を無視することは人間関係を無視する生き方で、どこか山奥に閉じこもりひとりで自給生活をすると同じことです。
最近「ニートな生き方」が話題になりますが、「ニート」とは英語の「Not in Education, Employment or Training」で、その意味は「学校にも行かない、仕事にもつかない、職業訓練にも参加しない」を意味します。その生き方は競争無視の生き方に近く、しかし、この生き方はあまりお勧めできません。現実的には、競争に負けない強い自分をつくるほうが賢明ではないでしょうか。

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