191.競争の善悪

競争に打ち勝つことは大変厳しくストレスになりますが、だからと言って、社会から競争が無くなれば良いかと言えばそうではありません。何事もポジティブとネガティブな要因がありますが、ポジティブなことは「競争の無い所に進歩はない」「競争は需要を喚起する」など、技術革新を推し進める要因となり住み易い社会を創りだす役割を果たします。個人に落とし込めば、自己啓発を志ざせば「努力は必ず報われる」という考え方がなりたちます。
ネガティブに競争を受け止めると、競争に負けることは落ちこぼれになることで、その結果、格差社会が進み、ひいては貧困層が多数派となり社会活動が沈滞します。私生活でも、他者を押しのけて自分だけが良いという利己主義的な人間が増える危険性があります。

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