248.威圧感のあるアイコンタクト
「信長死すべし、山本兼一著、角川文庫」に家康に対する信長の過度のアイコンタクトの描写がありました。「信長の細い目の奥に光る黒目に、鏃で射抜くほどの鋭さを感じた。瞼が厚く眠たげによどんでいるが、家康の目の奥に背筋がぞっとするほど強い光があった。」
もし、この歴史小説の通り信長のアイコンタクトがそうであったら、家康はさぞや怖かったことでしょう。もちろん、両人も温厚なアイコンタクトができるほど安穏とした生活ではないはずですが、何事も行きすぎると問題が生じます。人として必要なのは「バランス感覚」です。鋭いアイコンタクトが性癖な人は温和なしゃべり方を、また、逆にキツイしゃべり方の人は温厚なアイコンタクトを意識する必要があるでしょう。
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