268.ワン・ツ・ワン・マーケティング
お客様を「one of them(多数の中のひとり)」として捉えるのではなく、「one as each other(個人個人それぞれ)」としておつきあいすることが「one to one marketing(ワン・ツ・ワン・マーケティング)」の考え方です。この考え方を日本流の顧客管理として定着させることができればトップのブランドになれるはずです。
「ワン・ツ・ワン・マーケティング」は特定の顧客を生涯を通して追い続け、自社の製品で占有する考え方で「ジェネレーション・マーケティング」とも呼ばれています。この考え方は従来の「ターゲット層」という概念とはターゲットが異なっています。従来のターゲットは或る層をターゲットに設定すると、例えば「20~25歳の女性」ならば、戦略が変更にならない限り常にその層をアプローチしますが、女性が26歳になるとターゲットから原則的にはずしますが、「ワン・ツ・ワン・マーケティング」では顧客を「層」としてとらえずに、一人の個人としてとらえるので、生涯がターゲットになります。
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