271.ワン・ツ・ワン・マーケティングの実例(3)

行きつけのバーならば「いつものあれください」とバーテンダーに言えば欲しいものが出てきます。わざわざ「ハイボールおねがいします」と言わなくてもよいのです。つまりバーテンダーは客のプロファイルが頭に入っているから、どのような人で何を好み、何をいつも飲むかを知っています。客の立場からすると「my bar, my restaurant(私のバー、私のレストラン)」ということになり、これこそが「ワン・ツ・ワン・マーケティング」の接客手法です。違いは些細なことに見えるでしょうが、些細なことが積もり積もって大きな成果となって現れます。

0コメント

  • 1000 / 1000