278.「ご縁」を大切に

「縁」には良縁と悪縁がありますが、いずれの縁でも人生の歩みに影響します。特に、最初の「ご縁」は大切で、めぐり廻って最初の「ご縁」の場所に落ち着くように思います。
学生から社会人になり最初に就いた仕事を例にとってみると、ご縁があってその仕事に就いたはずで、その後、仕事を変えても最終的に最初の仕事、もちろん質的には異なるでしょうが、本質は同じ仕事の場所に落ち着くように思います。営業職でスタートした人は、在職中に各部署を転々とすることがあっても最後は営業職に戻り退職する可能性が高いという意味です。
男性にとっては初恋が成就しなくても最初のご縁で、初恋の人を理想の女性としていつまでも忘れずに、その後の女性観に多大な影響を与えるようです。子供のころ大好きだった食べ物も年齢を重ねて思い起こすのが最初の食べ物です。例えば、自分が思い起こす食べ物といえば、かつ丼・ラーメン・カレーライスの3品で今まで色々食べましたが最終的に好物として落ち着くのもこの3品です。従って、何事も「一期一会」の気持ちで接客をすべきで、必ずお客様と良き「ご縁」となることでしょう。

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