287.人間万事塞翁が馬

個人的な「ご縁」を考えると、私たちの人生にも良縁と悪縁がやってきます。願わくばすべてが良縁であって欲しいものですが、悪縁があって初めて良縁があると思えば、悪縁も大切にする必要があります。悪縁とのお付き合いを全面的に否定するのではなく小さな影響度に留める努力をすれば、逆に大きな良縁が舞い込む可能性がでてきます。この考え方は「人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)」の中国の故事に通じるものがあります。ちなみに、その意味とは、人生における幸不幸は予測しがたい。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからない。だから、安易に喜んだり悲しんだりすべきではありません。

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