318.在庫回転率
仕入方式は二者択一ですが、どちらにしても製品がなければ販売ができません。製品はカウンターで働く人間にとって大切な資源であり、全員で店頭の在庫を管理していかなくてはなりません。問題は在庫数量が適切かどうかで、その評価基準は数多くあるが、少なくとも「在庫回転率」だけは覚えておきましょう。在庫回転率は、月間売上高を月末在庫高で割り算して算出されます。例えば、月間リテール売上が12百万円で、月末在庫金額がリテール額換算で6百万円だとすると、在庫回転率は月間2回転(12÷6=2)」と計算されます。月間に在庫が2回転するとは、2週間分の在庫が確保されていることになります。回転率が高ければ効率が上昇しますが、品種によっては欠品が生じ売上機会が損失され、お客様にご迷惑を掛けることにもなります。効率と欠品率は相互が「トレードオフ」の関係にあります。
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