376.百貨店と交渉
関西地区担当の営業部長と戦略を検討した結果、百貨店企画のマンネリ化に危機感を持つ幹部が大丸百貨店にいることが分かりました。最初の交渉相手を宮里欣也専務(当時)にさせていただきましたが、弱小ブランドが百貨店の幹部と面談することが出来なかったが、なんとかアポイントがとれ、与えられた時間は約30分、百貨店との新たな関係の在り様やキット企画の成功の可能性について誠意をこめて提案しました。結果は幸いにも了承していただき、天に昇る気持ちで、それは不可能が可能になった瞬間でした。予想通り、この交渉結果が他百貨店の口説きになり、不思議なほど他百貨店の交渉がスムーズにいき、このキット新発売の成功によって前年比を大きく上回る売上を達成することができました。
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