384.レナード・ローダー社長は現場主義
レナード・ローダー社長(当時)が来日すると、会議が始まる前に、必ず訪店スケジュールが組まれます。担当事業部長、マーケティング部長、営業部長らが同行するので、大変な人数になるので移動はチャーターしたミニバスです。訪問が予定されたカウンターは大変な騒ぎで、一週間前からカウンターの清掃、ディスプレーの見直しなどが始まり、前日には事業部長が自ら準備状況の最終確認をします。まるで天皇の行幸そのもので、ローダー社長が入店される瞬間を今か今かと緊張しながらカウンター周りに控えています。ローダー社長は現場主義で、現場には問題やアイデアがたくさん眠っていると普段からおっしゃっていました。
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