402.基本戦略と価格戦略
基本戦略をベースにして価格戦略を作成しますが、まずは「価格競争」または「非価格競争」のどちらを選択するかを明確にします。「価格競争」を選択したならば、万難を排して製造コストを下げる努力が必要で、どこよりも低価格で良質の製品を提供しなければなりません。反対に「非価格競争」ならば、価格以外で差別化する工夫が必要となります。「価格競争」は競合他社が追随し競争は熾烈を極め泥沼化するので資金力が豊富な方が有利となります。その覚悟がなければ、「非価格競争」を選択し差別化政策によって価格戦争の渦に巻き込まれないようにすべきです。しかし、それにはアイデア、工夫、創造力等が必須であることを忘れてはなりません。
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