434.一長一短
世の中の事象を観察するとすべてに長所と短所が同居するかのごとく一体化して存在しているようだ。何事にも「一長一短」があり、長所だけをみるのではなく、大切なことは短所も合わせて評価すべきだ。例えば、正直の反対は虚偽だが、人間はだれでも正直な面だけではなく嘘つきの面も必ず持ち合わせている。ただどちらが多少かで正直人間となるか、場合によっては嘘つき人間になる「嘘も方便」なんていう言葉もあるように時にはどちらが正しいかわからなくなってしまう。白黒をはっきりさせるよりも「グレー」状態のほうがスムーズにいくこともある。要は、私たちはプラスだけでなくマイナス面も容認できる柔軟性のある考え方を持つべきだ。
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