432.「大・同・新」-1

バブルの時代は何事も大きいことが良いとされ、企業は売上を最大にするために開放的流通政策を採用していた。ちなみに、バブル時代は「大、同、新(「More,Same, New」」の3つのキーワードがビジネス成功の要因だった。最初の「大」はすべからく大きいことが、多いことが良い、つまり「More is more 」で、シェアや売上などが高ければ高いほど利益が生まれた。開放的流通政策はまさしくダブル時代の流通政策としてもてはやされ、多くのメーカーが取扱店数を増やすことに躍起となり、取扱いが増えれば、売上も大きく、コストも下がり、雇用数も増え、すべての経済的要因がプラスに作用し景気拡大の後押しをしてきた。一方では、消費者の購買欲求も旺盛で「持つことの喜び」によって更に売上が増大してゆきました。

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