503.スクラップ・アンド・ビルド(4)
スクラップ政策の大きな問題は、クローズして困るのはお客様です。なじみのある店がなくなるわけですから、ご迷惑をおかけする気持ちを忘れずにクローズをスムーズに実施する配慮が必要です。そのためにはクローズの一カ月前、登録顧客の全員にDMを送付し、クローズの理由を明記し顧客リストを他店に移動する許可を事前にいただくべきで、そしてカウンターで働くビューティアドバイザーの処遇に関しても配慮を怠らないことです。クローズは会社の事情であって、ビューティアドバイザー側に責任ではありません。この認識に立ち、次の勤務先等の手配についても注意を払わなければなりません。このようにクローズはオープンよりも骨の折れる作業で、細心の注意が必要です。
0コメント